予想2

ゲームモード予想

「大乱闘スマッシュブラザーズ DX」(以下、スマブラDX)・・・その最大の魅力は多人数での対戦にある。しかし、それ以外のゲームモードが充実していないと前作のような、1Pモードの内容が薄いなどの指摘を受けかねない。今回はゲームキューブのキラーソフトとしての役割も持っているため、ユーザー1人1人が個人でじっくり楽しめるようなモードも求められるのである。ここではほとんど公開されていない「スマブラDX」のゲームモードについて予想を展開していく。

E3で公開(インターネット経由でも閲覧可)された「スマブラDX」のムービーをくまなく確認したところ、ショートムービーの方にゲームモード選択画面が含まれていた。そのシーンをコマ送りで観察してみると、以下のようなモードが確認できた。

Top Menu VS,Mode
1−P Mode Melee
VS,Mode Tournament Mode
Trophies
Custum Rules
Name Entry

▲モード選択画面の略図

トップメニューで「VS,Mode」を選択し、「VS,Mode」のメニューが呼び出された。「VS,Mode」では「Melee」が選択されている時点でシーンが終了する。そのとき画面右側では、GCの画像と共に、キャラクターセレクトとアルファベットで表示されていた。つまりここを選択した後、キャラクター選択画面に移るのであろうと考えられる。

「Top Menu」から

ここで注目すべき点は、トップメニューの「Trophies」モードである。このモードはどうやら、コインを使って「スマブラDX」に出演しているキャラクターのトロフィーを獲得できるようだ。別シーンの「トロフィーモード」でクリボーのトロフィーが出現していた。コインの獲得方法やトロフィーの種類など、謎が深まるばかりだが、コインに関しては「1Pモード」や「VSモード」をプレイした状況に応じて獲得できるものと思われる。トロフィーはひょっとすると、隠しキャラクター獲得などに必要になってくるかもしれないし、チョイキャラが障害物やアイテムとして登場するかもしれない。
「1Pモード」については前回の「1Pモードの内容が薄かった」などの感想が多かったので、おそらく大幅なパワーアップが期待できるであろう。そのなかでも極めて進化すると思われるのが「トレーニングモード」だろうと予想する。なぜならば前作のボーナスゲーム「ターゲットをこわせ!」と「台を乗りついでいけ!」は、タイムアタックの色合いが強いが、基本操作習得という意図も盛り込まれていたからで、それは桜井さん自身も述べていたことである。すなわち、これらのモードは複合体となって、さらにアクション要素の高い面白楽しいものになるであろう。プレイヤーはそのモードをやりこなしているうちに、対人戦での戦い方を自然に学べるのである。ストーリーモードについては、もはや前作の詰めの甘さなど微塵にも感じさせない壮大なスケールのものとなっているだろう。

VS,Modeから−

「Melee」モードに関しては先程も説明したように、今までどおりの対戦モードだろう。さらに今回は、「Tournament Mode」なるものが追加されている。このモードはトーナメント形式で対戦を進めることにより、かなりの多人数で楽しめるようになっているのだろうと思う。だとすれば、もし「スマブラDX」の全国大会が行われることになったら決勝トーナメントあたりでこのモードが利用されるに違いないはずだ。
今回のルールは「Custum Rules」ですべて決められるようになっていて、前作で固定ルールにとらわれず遊んでほしいという桜井さんの気持ちが、今作では様々なルールとなって遊べることだろう。その中には、「王様プレイ」や「戦隊協力プレイ」など説明書に記載されていた面白ルールがコンピュータ管理のもとに遊べると思われる。
次は「Name Entry」だ。この「ネームエントリー」モードでは、それぞれの対戦成績を集計し眺めているだけで、腹が立ったり笑ったり出来るものになっているはずだ。しかもエントリー別に成績を管理するので前作のような、敵・味方・CPU手当たり次第に集計して分けがわからなくなる、ということも防げる。


あくまで予想ですからそのつもりで・・・
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